飛行マニュアルとは「安全な飛行のために遵守すべき事項」を取りまとめたものです。
つまり、飛行マニュアルはドローンを飛行させる際の安全確保体制を維持するために作成します。

平成28年7月29日より国交省より「航空局標準マニュアル」が公開され、それを利用する場合は申請書の一部を省略することができるようになりました。
しかし、航空局標準マニュアルは、あくまでも標準的なマニュアルであるため、包括申請であっても飛行場所や飛行方法が制限されます。

包括申請用のマニュアルで飛ばせないケース
  • 第3者の往来が多い場所や学校、病院等の不特定多数の人が集まる場所の上空やその付近
  • 高圧線、変電所、電波塔及び無線施設等の施設付近
  • 高速道路、交通量の多い一般道、鉄道の上空やその付近
  • 人口集中地域内での夜間飛行
  • 人口集中地区内の目視外(FPV)飛行
  • 夜間の目視外(FPV)飛行
  • 風速5m/以上の場合
  • 補助者を配置しない(1人)での飛行
  • 第3者上空での飛行

個別申請用のマニュアルで飛ばせないケース
  • 風速5m/以上の場合
  • 夜間の目視外(FPV)飛行
  • 補助者を配置しない(1人)での飛行
  • 第3者上空での飛行