1.出題範囲及び設問形式等
正誤式 15問 選択式 15問(3題) ○×式 5問(1題) 記述式 5問
2.再試験の実施
(1)再試験の実施は1回限りです。新規許可申請等に係る再試験の不合格者は、速やかに申請の却下処分(事業許可更新申請時においては
不許可処分)の手続きを行うことになります。
(2)事業許可更新申請に係る再試験の不合格者については、基礎講習をを修了するごとに、試験の機会を1回与えられます。また、事業許可
更新申請に係る再試験の不合格者については、再試験不合格の日から1年後の日が含まれる月に実施される試験の期日までに、試験の受験
を繰り返し行うものとし、当該期日までに合格しなかった場合は、速やかに不許可処分の手続きを行う(合計12回まで可能・・極端ですが)
3.試験の免除
試験等の申請に係る初回の試験実施日時点で、公益社団法人日本バス協会の実施する貸切バス事業者安全性評価認定制度において一ツ星以上
を取得している事業者にあっては、試験の受験を免除されます。
8.その他
試験時に持ち込み可能な書籍等は、「自動車六法」、「旅客自動車運送事業等通達集」、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」、「運輸事業者における安全管理の進め方に関するガイドライン」及び「旅客自動車運送事業運輸規則第47条の7第1項の規定に基づき、旅客自動車運送事業者が公表すべき輸送の安全にかかわる事項等(国土交通省告示第1089号)」とする。
■今後の法令試験実施予定
試験会場:横浜第二合同庁舎1階 共用第2会議室(予定)
受付時間:午前の部 9時50分 ~ 10時10分
午後の部 13時20分 ~ 13時40分
試験時間:午前の部 10時30分 ~ 11時30分
午後の部 14時00分 ~ 15時00分
●令和4年 5月26日(木)
●令和4年 6月27日(月)
●令和4年 7月25日(月)
●令和4年 8月29日(月)
●令和4年 9月29日(木)
●令和4年 10月31日(月)
●令和4年 11月29日(火)
●令和4年 12月26日(月)
●令和5年 1月30日(月)
●令和5年 2月27日(月)
●令和5年 3月27日(月)
法令試験過去問分析(例)
関東運輸局では合格するためには90%の正解が必要です。正解率が高い以上過去問の勉強が必要で同じ問題が多く出題されています。
記述式を例にとりますと過去1年間の出題では、下記の法律等の条項のみからです。赤字の部分が出題部分です。
ご参考にされてください。
道路運送法 |
第2条 2021.5月 6月 7月 9月 10月 2022.1月 2月 3月 4月 |
3 この法律で「旅客自動車運送事業」とは、他人の需要に応じ、有償で、自動車を使用して旅客を運送する事業である。 |
第8条 一般貸切旅客自動車運送事業の許可は、5年ごとにその更新を受けなければ、その期間の経過によつて、その効力を失う 2021.7月 8月 9月 10月 11月 2022.1月 2月 4月 |
第10条 一般旅客自動車運送事業者は、旅客に対し、収受した運賃又は料金の割戻しをしてはならない。2021.6月 |
第14条 一般旅客自動車運送事業者は、運送の申込みを受けた順序により、旅客の運送をしなければならない。2021.6月 8月 2022.3月 |
第20条 一般旅客自動車運送事業者は、発地及び着地のいずれもがその営業区域外に存する旅客の運送をしてはならない。2021.6月 11月 2022.2月 |
第29条の3 一般旅客自動車運送事業者は、国土交通省令で定めるところにより、輸送の安全を確保するために講じた措置および |
講じようとする措置その他の国土交通省令で定める輸送の安全にかかわる情報を公表しなければならない。2021.11月 2022.2月 |
第33条 一般旅客自動車運送事業者は、その名義を他人に一般旅客自動車運送事業又は特定旅客自動車運送事業のため利用させてはならない。 2021.8月 11月 12月 2022.2月 |
第36条 一般旅客自動車運送事業の譲渡及び譲受は、国土交通大臣の認可を受けなければ、その効力を生じない。2021.8 |
第43条の15 2021.5月 |
4 一般貸切旅客自動車運送事業者は、前項の規定による通知に従い、一般貸切旅客自動車運送適正化機関に対し、負担金を納付する義務を負う。 |
運輸規則 1年間で下記4条4項のみ出題 |
2条 4 旅客自動車運送事業者の従業員は、その職務に従事する場合は、輸送の安全及び旅客の利便を確保することに努めなければならない。 2021.8月 12月 |
3条 2 旅客自動車運送事業者は、前項の苦情の申出を受け付けた場合には、次に掲げる事項を営業所ごとに記録し、整理して一年間保存しなけれ ばならない。 2021.12月 |
38条 4 旅客自動車運送事業者は、その事業用自動車が非常信号用具、非常口又は消火器を備えたものであるときは、当該自動車の乗務員に対し |
これらの器具の取扱いについて適切な指導をしなければならない 2021.5月.7月 9月 11月 2022.1月. 2月 4月 |
47条の5 一般旅客自動車運送事業者は旅客自動車運送事業の輸送の安全に関する業務として、事業用自動車の点検、整備の管理に関する業務に |
三年以上受持した者を安全統括責任者に選任できる。 2021.5月 7月9月.10月.2022.1月.4月 |
標準約款 1年間で1回のみ出題 |
(運送に関連する経費) 2021.12月 |
第14条 ガイド料、有料道路利用料、航送料、駐車料、乗務員の宿泊費等当該運送に関 連する費用は、契約責任者の負担とします。 |
道路運送車両法下記2項のみ出題 |
第47条 自動車の使用者は、自動車の点検をし、及び必要に応じ整備をすることにより、当該自動車を保安基準に適合するように維持しなければ ならない 2021.5月 7月 9月 10月 2022.1月 4月 |
第52条 大型自動車使用者等は、整備管理者を選任したときは、その日から15日以内に、地方運輸局長にその旨を届け出なければならない。これを 変更したときも同様である。 2021.6 2021.10 2022.3 |
道路運送車両保安基準、車両法施行規則 旅客自動車運送事業報告規則、運賃・料金標準適用方法、労働運転者の労働時間改善 自動車事故報告規則
からの出題は記述式に関してはありませんでした。
その他の正誤式、選択式 ○×式にも同様な傾向があります。
過去問の出題傾向から持参できる法令等にチェックを入れる作業をされておけば、新たな問題もどの法令からか予想することができるので
はないでしょうか。
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